身体の冷え、むくみが気になる方へ
リーちゃんのデトックス便り

身体の「冷え」「むくみ」と「デトックス機能」の関係性について
私たちの身体は、体内で不要になった老廃物や毒素を尿・便・汗などの形で排出する「デトックス(解毒・排泄)機能」を備えています。
この機能が正常に働くことによって、細胞や組織が健やかに保たれています。
しかしながら、血行不良やリンパ循環の停滞、自律神経の乱れなどによってこの排泄機能が低下すると、体内に不要物が滞留しやすくなり、冷えやむくみといった症状が現れることがあります。
「冷え」と循環・代謝の低下
身体の冷えは、末梢血管の収縮や自律神経系の働きの乱れによって、血液循環が低下した状態です。
血液は体温維持だけでなく、酸素や栄養素、老廃物の運搬にも関与しているため、血流の悪化はそのまま細胞代謝や老廃物の排出能力の低下=デトックス機能の低下につながります。
冷えた状態が続くと内臓の働きも鈍くなり、腎臓・肝臓・腸などの排泄器官の機能も低下してしまいます。
「むくみ」と体液バランスの乱れ
むくみ(浮腫)は、毛細血管から染み出した水分が静脈やリンパ管に再吸収されず、組織間に過剰に溜まった状態を指します。
原因には以下のようなものがあります
• 静脈やリンパの還流障害(運動不足、長時間の同一姿勢など)
• 腎機能や肝機能の低下による体液調整の障害
• 自律神経の乱れによるホルモンバランスの変化
• 冷えによる末梢循環の悪化
こうした状態が続くと、体内に水分・老廃物・ナトリウムなどが滞りやすくなり、むくみだけでなく、慢性的な疲労感や代謝の低下にもつながります。
デトックス機能の要は「巡り」
デトックス(解毒・排出)には、主に以下の器官が関与します
• 肝臓:有害物質を分解・無害化
• 腎臓:尿を通して老廃物を排出
• 腸:不要な物質や胆汁酸を便として排出
• 皮膚・汗腺:発汗による排泄
• リンパ系:細胞間の老廃物や余分な水分を回収・排出
これらの働きを支えるのが、**血液とリンパ液の流れ(=体内の「巡り」)**です。冷えやむくみがあるということは、この巡りが停滞しているサインともいえます。
結果として、老廃物や余剰水分の「出口」がふさがれ、さらに冷えやむくみが悪化するという悪循環が生まれてしまいます。
【まとめ】身体の「冷え」「むくみ」と「デトックス機能」の関係性について
• 冷えやむくみは、「体内循環と排出の低下」を表す重要なサインです。
• デトックス機能の維持には、血流・リンパ流・自律神経のバランスが不可欠です。
• 「温める」「動かす」「休める(自律神経を整える)」という日常ケアで、体の巡りと排泄力を高めることが大切です。
ご自身の体調に合った対策をとることで、冷えやむくみの改善だけでなく、根本的な体質改善にもつながります。
当院では、冷えやむくみ対策として、☆筋膜リリースによる血流・リンパケア、☆ゴッドクリーナーデトックスによる体内不純物の排出ケアをおススメしています。
そちらの施術についてさらに詳しく知りたい方は、お気軽にお問合わせください。
PDFはこちら